こちらの内容は、
2014.11.27の記事より転記しております。
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こんにちは。
昨日の冷たい雨も上がり、
本日はほんわかした一日となっております。
さてさて、今週はほとんど変化のない、
梅ちゃん@若旦那のブログ。
まさに「気まぐれ」に格下げとなりかけていますが、
少し老体にムチ打って、
先日ご利用くださったお客様の事を、書きたいと思います。
先週の22・23・24日の3日間にわたって、
御殿場市内の中学校はもとより、
市外・県外の中学校の野球部を集め、
「御殿場招待試合」
が行われまして、その参加校である、
『掛川北中学校野球部』
の皆様が合宿に来てくださいました。
そもそも、この御殿場招待試合が何で始まったかと申しますと、
一人の熱心な野球部の監督の声掛けによるものでした。
梅ちゃんも個人的にお話しさせていただいたことのある、
「A先生」
自身も学生のころからプレーヤーとして活躍し、その後は教員に。
卓越した指導力と過去に積み重ねてきた野球論で
赴任した中学校を一年か二年で県大会に出場する強豪校にしてしまう、
ある意味、
『野球部監督のプロフェッショナル』
な先生であります。
学生時代に共に戦った仲間が、
現在指導者として野球を教えているというネットワーク。
また、A先生自身が持つ
「熱い体育教師イズム」
が、県大会や遠征試合の時に、
「その地方に存在する、
『熱い体育教師イズム』を持つ
野球部の監督と融合し意気投合」
共感した先生同士のネットワークが完成。
そうした野球部顧問の先生方が結集し、
先の「御殿場招待試合」が行われるわけです。
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ちなみに、梅ちゃんも野球に関しては
ほんの少しだけうるさいです(笑)
野球というスポーツは、
究極の話をしてしまうと、
・いかに速いボールを投げるか
・いかに遠くにボールを飛ばすか
だと思うのですが、実際その能力が人より多少劣る人でも、
キープレーヤーになれますし、
力の劣るチームでも、
試合の進め方では勝利することができます。
速く投げる能力も
遠くに打つ能力も
悲しいほど持ち合わせていない
梅ちゃん@若旦那ですが(笑)
野球の理論”だけ”はうるさいという、
単に面倒くさいオヤジの視点で少しばかり思ったことを。
梅ちゃんの所属している、某青年団体では、
7年前に、
「JC旗争奪中学校野球大会」
という大会を立ち上げました。
毎年8月の第一週の土日に開催されるこの大会は、
「チーム主体の3年生が抜けてからすぐに試合をすることにより、
一年後に控えた中体連までのチームの課題を発見する」
という意味合いが強く出る大会であります。
1・2年生の場合まだ体も完成されてなく、
ピッチャーもコントロールが定まらない。
バッティングで外野にボールがほとんど飛ばない。
そんな感じですよね。
そんな中で、
・いかに得点をとるか
・いかに最少失点に抑えるか
がチームの勝利につながります。
先に登場しました「A先生」の学校は、
守備も攻撃も徹底しているので、
見ていて楽しいんですよ。
たとえば守備の時。
「ボールは体の前(正面)で捕る」
基本中の基本です。
「サード・ショートゴロの一塁送球が、
ファーストの捕りやすいワンバン送球。」
レーザービームが投げられれば一番理想ですが、
はっきり言って1.2年生にはまだ厳しい。
ノーバンの山なりの送球と、低いワンバンの送球。
ワンバン送球の方が早くファーストに着きます。
さらにノーバンの送球の場合、
ファーストの頭を越してしまいバッターランナーが、
進塁してしまうといったリスクも出てきます。
「間に合わない!」
と思われた深い当たりを逆シングルでキャッチして、
小さいモーションからワンバン送球でアウト。
そんな場面を何度も見ました。
「守備の連動と、ランナーを進めない工夫」
右中間に打球が飛んだ場合、
ランナーをいかにセカンドで止めるかが、
得点を抑えるための大きな分岐点になると思います。
ランナーがサードまで進塁してしまえば、
内野ゴロでも、さらにはパスボールでも、
失点に結びついてしまいます。
打球が右中間に飛んだ時点から、
「自分がどう動くか」
各々のポジションに応じた反応の速さが、
他校と全然違います。
捕球に向かう生徒、
中継に入る生徒、
ベースに入る生徒、
捕球のカバーに回る生徒。
その「くさびの動き」が見事なんですよ。
させなくてよい進塁を与えた場合を+1
逆に進塁させなかった場合を-1とするなら、
合計=2、の差が出てきます。
この差を積み重ねることで、
体力的に劣るチームでも、
相手の失点を最小にすることができるわけです。
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また、攻撃の場合、
鮮やかに内野を抜くヒットでも、
しぶとく選んだフォアボールでも、
出たランナーは同じと梅ちゃんは考えます。
中学時代の「桑田くん」とか、今でいう「大谷くん」
が相手校にいたらはっきり言ってお手上げです。
世代がばれてしまいますね(笑)
しかしながら、相手を揺さぶる方法はいくつか存在します。
『セーフティーバントを仕掛ける。』
なんていうのはプロでも行います。
梅ちゃんだったら、クリーンナップ以外、
初球で全員にやらせますね(笑)
…と言っても、「フリ」ですが。。
そんなこんな揺さぶりをかければ、
ピッチャーも疲れてきます。
「そのバント、どうせやらないでしょ」
と心で分かっていても、
投球後に捕球動作に行かないと、
おっかない顧問に怒鳴られます(笑)
さらに、梅ちゃんも含め、
「自称野球通」なる人は、
そういう守備の姿勢などをよく見てます。
そして、
「動きがわかってない!!」
なんて怒るわけです。
応援に来ている保護者も一緒です。
「ファースト何つっ立ってんだ!!」
味方すら厳しくヤジります(笑)
相手が自分より上なら、
疲れさせて同レベルまで下りてきてもらいましょう…みたいな。
あっ、今書いた「変な意味のいやらしさ」は、
あくまで梅ちゃんの意見です。
A先生の事ではありません(笑)
攻撃に関しては、非常に真っ直ぐに感じました。
3球三振でも、
ストライク3球を自分のスイングで振っていれば、
ベンチから怒鳴り声が聞こえることはありません。
迷いがあってピッチャーに向き合ってない時、
ボール球を意味もなく振った時、
サインを見逃した時、
ランナーのフォローを怠った時。
こういう時は、ベンチ方向から、
A先生の大きな声が響きます(笑)
これはどこのチームも一緒ですね。
さらに、
野球に向かう姿勢、野球理論。
部活を通じて礼儀作法などの人格形成。
そういう俗に言う「体育会系」の良さを
A先生のもとで野球を学んでいる生徒さんから感じました。
なんか、
A先生の記事みたい(笑)
何が書きたいのか、
どんな内容なのか、
相当脱線しましたが、
地元のA先生から感じた、
「部活を通じての人間形成を大切にしている」
という指導者魂と、
「熱い体育会系教師のオーラ」を
掛川北中学校の顧問の先生からも感じたのです。
感じた所から思いのままにキーボードを叩いたら、
完全にとっ散らかった内容になってしまいました(笑)
生徒さんの食事の様子や諸々は、
近々にUPしたいと思います。
最後までお付き合いくださった方がいらっしゃるかわかりませんが(笑)
目が滑る駄文に最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。
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静岡県西部の強豪校
掛川北中の合宿の様子
へ続く