地元の梅ちゃんも感動の「セクシー富士山」
とある冬の日、
買い出しに出かける梅ちゃん。
帰り道に何となく普段使う幹線道路を避け、
細い田舎道を車を走らせると、
富士山がとても色っぽいので、
路肩に車を停めカメラを構える。
![女富士 表富士 冬の富士山](https://i0.wp.com/enjoylife-umechan.com/wp-content/uploads/2016/05/DSC_2076.jpg?resize=800%2C450)
晴れ渡って、輪郭鮮やかな富士山も素敵ですが、
雲や夕日と言ったアクセントが重なることによって、
セクシーさがより一層際立ちます。
携帯を縦にして空の様子を取り込みます。
![御殿場 富士山 女富士 表富士](https://i0.wp.com/enjoylife-umechan.com/wp-content/uploads/2016/05/DSC_2078.jpg?resize=600%2C800)
広がる雲の色が変わっているのが分かりますね。
一日の終わりを告げる夕日の色と、
去りゆく一日を惜しむかのような上空の青。
よく切れる彫刻刀で線を刻んだかのように、
鮮やかな輪郭で
圧倒的な存在感を放つ富士山。
こういった姿は、
地元の人でもしょっちゅう見られるわけではありません。
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屋上に上ってさらに撮影
家に着き購入してきた食材を若女将に渡し、
一眼レフのカメラを首にかけ
あわてて屋上に向かう梅ちゃん。
『刻一刻と迫る日没の前に
この素晴らしい姿を
カメラに収めなくては』
館内の廊下や階段に展示している
梅ちゃんが過去に収めた写真。
『梅ちゃんギャラリー』と称し
自衛隊や富士山の写真を
A4サイズにプリントアウトし
額に入れて飾っております。
その中に間違いなく仲間入りするであろう、
セクシーで女性的な富士山を撮影するために、
正に義務感にも似た心境で階段を駆け上がります。
その前に一枚(笑)
![梅ちゃん 若旦那 梅の屋旅館](https://i0.wp.com/enjoylife-umechan.com/wp-content/uploads/2016/05/DSC_2080-225x300.jpg?resize=225%2C300)
40過ぎのおっさんが
「ドヤ顔」でカメラを構えると、
「1.今からどこに行って
2.何を撮影するの?」
なんて突っ込みが入りそうです(笑)
1.女子高?プール?
2.女子高生?水着のねーちゃん?
では決してありません!!
そんなエロい思考は1ミリもなく、
アーティストの義務感にも似た心境で
階段を一段飛ばしで駆け上がる
アラーキー梅ちゃん(笑)
そんな「アラーキー梅」を待っていたのは、
先程よりも赤さを増し空に広がる雲と
夕日に染まり、
降り積もった雪が
白とも赤とも黄色ともいえぬ色彩を放つ
妖艶な姿の富士山でした。
![梅の屋 富士山 女富士 表富士](https://i0.wp.com/enjoylife-umechan.com/wp-content/uploads/2016/05/DSC_2090.jpg?resize=800%2C450)
この日は空気が澄んでいたという事もあり、
先にも書いたとおり山の輪郭がはっきりし、
まるで浮き出ているかのように見え、
山の凹凸や雪の積もり具合もはっきりわかるという、
まさに垂涎の富士山でした。
個人的な見解ですが、
御殿場から見える富士山は、
「女富士」
だと思っております。
そんな女性的な富士山に、
垂涎(涎の出るような)
なんて言葉を放ってしまうあたり、
「ゲスの極み」な若旦那ですが(笑)、
富士山への愛情はわかっていただけますか?(笑×2)
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そんな色っぽい富士山と
無言の会話をする事数分。
梅ちゃんの問いかけに反応するように、
まるで「照れた女性が頬を赤くする」かの如く、
黄金色に染まる富士山。
![屋上からの富士山 梅の屋 女富士](https://i0.wp.com/enjoylife-umechan.com/wp-content/uploads/2016/05/DSC_2086.jpg?resize=800%2C450)
世界遺産の富士山に対して、
散々エロチックな言葉を書きましたが(笑)、
心動かされたのは確かです!!
地元民すら感動させる富士山。
やはり偉大です。
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