雨上がりの澄んだ空気に映える富士山
昨日まで降った雨が止み、空は青く晴れ渡り日差しが目に染みる…
そんな本日の富士山は、まさに日本の象徴と言ってもよい、圧倒的な存在感を放っていました。
雪もだいぶ解けて、山肌がだいぶあらわになってきました。
農馬の雪形発見!
ところで「雪形」ってご存知ですか?
『雪形とは』
富士山や南アルプスなど、
冬になると雪に覆われる山々が、
春になり雪が解ける時に、
尾根や谷の状態によって
雪が残る場所と山肌が見える場所にわかれ、
それによって現れた模様の事を言います。
先日地方版の新聞に、
「農馬の雪形現る!!」
なんて記事が出ておりまして、何となく意識して富士山を見ると、馬っぽい形が見えるじゃないですか。
わかります?
もう少しアップにして、
へたくそながらイメージ図を書いてみました。
絵心満載のイメージ図、いかがですか?(笑)
ペンで書いたらもう少し上手いですよ!
マウスで書いたのでこんな感じで許してください。
ちなみに昔の人たちは、雪山の雪が解けて、雪形が現れるタイミングを、農業作業の一つの区切りにしていたそうです。
- 田んぼに水を張って苗を植える準備。
- 苗を作るために種(モミ)をまく。
- 田植えの時期
その地方によっても寒さは違いますし、
山によっても雪の積もり具合は違いますが、
「そろそろ○○の時期がやってきたっぺ!」
的な感じで田植えの準備をする目安にするのが、「雪形」なるものだそうです。
御殿場の場合は、写真通りの「農馬」でいいのかな?
ちなみにここら辺(御殿場)の農家は、だいたいゴールデンウィークのあたりに田植えをします。
そう考えると、昔の人の感覚は、あながち間違いではないなぁと。
来年見えなかったらどうしよう…
これはかなり心配です(笑)
写真を載せて、丸まで付けて、自信満々で翌年を迎えたら、
「雨の日が続いて
『農馬』が見える前に
雪がなくなっちゃった」
的な事が起きたり、それならまだしも、
「全く同じシチュエーションで富士山を見たら、
『農馬』なんて1ミリもないじゃん!!」
みたいなね(笑)
まぁ、本日は天気がよく、良い富士山が見れたという事で。
最後に…
農馬は
ありまぁ~~す。
2020.03.15追記
しばらくブログをさぼっていたのですが、その間も富士山に雪形は見えました。
同じように、馬の頭の形をしていましたよ。
2021年はしっかりと写真に収め、こちらでUPしたいと思っております。