雨の中の観閲式
見どころは74式改と10式戦車
散々前ふりを書きましたが、
やっと本題の観閲式が始まります(笑)
音楽隊の隊員さん達が盛大に奏でる音楽が、
見る人の心を奮い立たせます。
順番が間違っていてもご容赦ください。
駒門はやはり戦車でしょ!
のっけから乱暴でミーハーな書き方をしてしまいましたが(笑)、
実際そうなんです!
駒門の創立記念祭に来れば、日本で活躍するすべての戦車を見る事が出来ます。
かれこれ4年ほど前から、とあるきっかけで自衛隊の事に詳しくなったのですが、
『ヒトマルってどこでも見れるんじゃないの?』
思っていたど素人の梅ちゃん。
知れば知る程そうではありませんでした(笑)
その話は置いといて、早速ですがヒトマルちゃんの写真です。
桜咲く4月のよき日に、日本の誇る最新式の10式戦車が映えます。
続きまして、90式戦車になります。
好きな人は好きみたいですね90式。
昨年、駒門駐屯地創立55周年の際には「前夜祭」と称して飲み会をやったのですが、
参加してくださった自衛隊ファンの女性は会って早々に、
「好きな装備品は90式戦車です!」
とおっしゃってました。
その方は戦車乗りの方とご結婚をされてます(笑)
すぐ目の前を走ると地響きが凄いんです。
バイクに例えると、ハーレーみたいな感じでしょうか。
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凛とした敬礼を目の当たりに!
梅ちゃんが座っていた席のほぼ目の前に赤い三角コーンにささった旗がありました。
どうやらこれが敬礼の目印らしいのです。
部隊ごと司令台の手前で隊の先頭車両が敬礼をするのに合わせて、
後続車両も敬礼をします。
そして司令台を通り過ぎて元に戻るんですが、
先頭の車両が敬礼をする際の張りのある声が丸聞こえなんです。
赤い旗を目印に上げていた隊旗を横に倒します。
雨は全開ですが(笑)、見る人の心を掴んで離しません。
陣地を作ったり、橋を架けたり、道路を作るための車両も大切です。
後方支援をするための車両です。
梅ちゃんは何という車両かわかりませんがご容赦ください(笑)
戦車ばかりに目が行きがちですが、
敵地を偵察する装甲車なんていうのもあります。
どうしても「戦い」という部分に目が行ってしまいますが、
荒れ地を整備したり橋を架けたり、
そういう作業者も必要不可欠ですよね。
もちろん震災や洪水の際にも活躍します。
74式戦車改を見られるのは駒門だけ!
何度も書いてますが、日本に4両しかない戦車「74式改」。
4両とも駒門に配置されているので、
これを見られるのはここしかありません。
ちなみにこちらが通常の74式戦車です。
そしてこちらがまさにレアとも言える74式戦車改です。
2015年富士総合火力演習にて、
74式戦車のキャタピラが外れるという事があったのですが、
74式改だったらどうだったんでしょう…
そんな妄想をかき立てられる脱輪防止のカバーがついてます。
「それだけ!」
と思うかもしれませんが、それがついているのが74式戦車改。
何度も言うようですが日本中で駒門自衛隊にしかありません。
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パレードの最後に見せる10式戦車(ヒトマル)のパフォーマンス
全ての部隊の車両が会場を通過し観閲式が終了するのですが、
駒門自衛隊ならではのパフォーマンスがまだ残っています。
ヒトマルのポテンシャルの高さを見せつける!!
一言で言うとこんな感じ(笑)
2010年に開発された10式戦車は最新の技術が駆使され、
「左右にスラーロームしながら射撃をする」
というパフォーマンスが有名ですが、
それ以外にも「バックでも猛スピード」で走行したり、
そのスピードからピタッと止まります。
そのピタッと止まる瞬間が、あたかもお辞儀をしているように見えるので、
梅ちゃんは勝手に「ヒトマルお辞儀」と命名しました。
それでは写真で見てみましょう。
パレードが終わり、司令台の前から音楽隊が撤退すると、
後方に控えていた1両のヒトマルの目が光りました。
豪快な爆音を立てて司令台に向かって走ってきます。
止まるのは分かってるんですが、
「いつブレーキをかけるの?」
と不安に駆られた瞬間。
写真を見比べていただくと分かるのですが、
止まる瞬間バックしてるんじゃないかと思うほど、
その場に吸い付くように「ピタッと」止まるんですよね。
このパフォーマンスが観閲式の終了を告げるという事を
駒門に来る人達は分かっているので(笑)、
その瞬間場内に割れんばかりの拍手が湧き上がります。
梅ちゃんの隣に座っていた、看板娘の同級生「社長(あだ名)」も、
「うぉぉぉー」
と声にならない声を上げてました。
今年も変わらぬ、凛とした素晴らしいパレード、
毎年の楽しみです。
観閲式が終わりその後は「訓練展示(模擬戦闘訓練)」に移るのですが、
続きは次回に。
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